昨日11月20日(日)12時より、益田市市民学習センター多目的ホールにて、介護の日関連イベント「介護福祉士養成校発。介護の未来を大発見!2016」を開催しました!
事前の予報では悪天候も予想されましたが、なんとか天気ももってくれ、多くの方にご来場を頂くことが出来ました。
当日はウェルカムカフェからはじまり、映画「つむぐもの」の上映、そして「地域で暮らすを支える」をテーマに介護についてのトークセッションなどを開催しました。
今回のイベントの目玉は映画つむぐものの上映と同映画の監督である犬童一利氏にも来益いただけたことです。監督には上映前のフリートークから、舞台挨拶、上映後のトークセッションまでお付き合いいただくことが出来ました。
映画つむぐものは福井県丹南地域と、韓国扶余市を舞台に、介護を縦糸に、伝統工芸・日韓関係という複雑なテーマも織り込み、“人間らしく生きることとは”、“人と人との関わりとは”、など普遍的なテーマを問う作品です。当日ご覧頂いた皆様からの感想にも、涙した、心から身にしみたという感想も頂いています。わざわざ松江から観覧に来ていただいた方も何人もおられたようです。本当にありがたく、感謝申し上げます。
続いてトークセッションでは本学の学生4名と犬童監督、島根県からも高齢者福祉稲田課長にもご参加いただきました。直前に上映した映画つむぐものの場面と重ねながら、介護についての思い、他職種から見た介護についてなど、それぞれの立場から様々な視点から掘り下げることが出来ました。パネリストして参加していただいた4名の学生の皆さんからも実習や日々の実践の経験にもとづき、大変深みのある立派なコメントで、犬童監督からも大変素晴らしかったとお褒めいただきました。
さて、犬童監督は今回が初めての島根とのこと。全国各地での上映イベントで大変ご多忙にも関わらず、12時から16時半のイベント終了までほとんど全てにご参加いただき、介護への熱い思い、メッセージを届けていただきました。イベントに参加いただいた皆様にもこの映画に込めた監督の熱い思いが伝わったのではないかと思います。監督の次回作はもう決まっているということ。次回作の公開を楽しみにしたいと思います。その時はぜひ又島根に起こしいただくことを期待したいと思います。
最後に今回のイベントの準備でご協力いただいた学生の皆様、ありがとうございました。かなり無理なスケジュールで最後には「臨機応変」を合言葉にしましたが、その場その場での創意工夫で乗り切ってくださいました。六日市学園生の底力を見せていただきました。本当にありがとうございました!!
私たち六日市学園としてもこのイベントを一過性のものとせず、介護の魅力を伝え、介護に未来をつむぐ介護人材を排出できるよう頑張りたいと思います。今後とも何卒よろしくお願いいたします。